懸念

2007.05.26
――日本の本は安い!

今回シンガポールでも感じました。
全体を見たわけではないので私の主観ですが・・・
行き先では、定番の、ロアルド・ダールやジャクリーン・ウィルソン、それから最近人気沸騰中のフェアリーシリーズ(レインボーマジック)はだいたい揃えられてあって、12〜17シンガポールドルで売られていました。
日本円に換算すると、1000〜1500円ですか。
今は円安だし、そんなものでしょと思われた方、これが全部ぺらっぺらのソフトカバー(ペーパーブック)だと知るとまた見方が変わりませんか。

ソフトカバーがどうのハードカバーがどうの言う前に、日本は豪華で手間の掛かった本を安く売りすぎていないか心配をします。
安くして売り上げに繋げるのは分かるのですが、いずれそれが作家や出版社を苦しめることになりはしないだろうか。

いや、こんなことは多くの方がもう考えている(悩んでいる)ことかもしれません。
紙や木の命が軽く扱われ、本が当たり前に高かった時代を受け入れていた世代は消え、新たな消費者に「安けりゃいい」を植えつけない為にはどうしたらいいのでしょう? 
私も考えています。

1042~02.jpg 渋滞しとりまぁす



ソフトカバーだと売れやすいか? というのは、ある編集さんによると必ずしもそうではないとの見解を伺っています。
試行錯誤の時代なのかもしれません。
だからこそ、作家は編集者は、一つの成功の道を辿りたくもなるし、逆に辿るのを回避しようとするのかもしれません。これは自著についても言っています。



今日はカヤバユキさんの命日です。
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