『アナトールさんのロバ』と「静かな落日」

2006.11.14
「忍耐強く、執念深く、みだりに悲観もせず、楽観もせず、
                        生き通していく精神」(広津和郎)



借りられた本。
全部を読めるかどうかはともかく、借りようと図書館に寄れるゆとりがうまれたのはうれしいデス。

『ふたりきりの戦争』ヘルマン・シュルツ/渡辺広佐
『迷宮世界』福島正実
『冬の龍』藤江じゅん
『アメリカ海岸地図を作った男たち』テイラー・モリソン/川島誠
『動物の寿命』監修:増井光子(ズーラシア園長)

人気本。『ちびまる子ちゃんの音読暗誦教室』監修:齋藤孝 は先に読んだ長男が「面白い」との感想です。

ほかに、館内で読んだものに、『アナトールさんのロバ』。
アナトールさんのロバ アナトールさんのロバ
ロラン・ド ブリュノフ (2006/08)
青山出版社

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"欲しいものを追い求める気持ち。
その思いをほかのもので取り繕ってみたけれどどうも満たされない。
でも一時的に満たしたものは、無意味だったろうか。一時的な役割にすぎなかったのだろうか・・・人生に置き換えてみても。"


「日本児童文学11-12月号」が届いて、まだ半分も読めていないのに恐縮ですが、「松川事件」のご紹介にふと思い出した舞台があります。
「静かな落日 -広津家三代- 」(脚本 吉永仁郎)をおすすめしたいです。深い関心をもたれた方に。
ただ、民藝さんが今度いつ公演してくださるか、演劇というのは何度も観られるものではないところにも価値があるのでしょうか。
作家広津和郎(伊藤孝雄)とその娘桃子(樫山文枝)のやりとりが味わい深い舞台です。
松川事件の真実を追い求める広津の情熱と傾倒を追っているのですが、重苦しくなく胸にせまってきます。
志賀直哉(水谷貞雄)らとの交流もリアルで楽しかったのです。
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