〔news〕新刊 高橋うらら著『犬たちがくれた音―聴導犬誕生物語』

2007.12.21
犬たちがくれた音―聴導犬誕生物語 (ノンフィクション知られざる世界)犬たちがくれた音―聴導犬誕生物語 (ノンフィクション知られざる世界)
(2007/12)
高橋うらら MAYUMI

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表紙のワンちゃんは、ケンタといいます。
聴導犬がどんな仕事をするのかを教えてくれるデモンストレーション犬です。
でも元は捨てられた犬でした。
なぜ、ケンタはデモンストレーション犬になったのか、とても知りたいと思いませんか。

この本では、聴導犬候補の犬をあずかるソーシャライザーという仕事にたずさわっている大澤裕子さんを中心に、いま日本で、聴導犬がどのように育っているのか、また聴導犬の役割について余すことなく解りやすい言葉で語られています。
そしてさらに魅力なのは、大澤さんの視点で読めるだけでなく、聴導犬を客観的に捉えられるよう手順よく理性的にアプローチしている点にあると思います。
第一章の「もう犬をすてないで」と始まるところ、「おわりに」などは、最も、著者さんの真摯な取組みを感じられるのではないでしょうか。
随所にある写真も親しみやすく、あっというまに終わりまで読めてしまいます。二度、三度読んでも新たな感動がありそうです。



個人的に感情移入して涙ぐんだのは、102ページ〜(十章)です。
なんて偉いの、賢いの! とくに犬好きな私はたまりませんでした。きゅ〜〜ん
ぜひ本を手に取って、アップのケンタくんも愛でてくださいまし。
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